162センチ78キロのぽっちゃりがヒルクライマーになってからのお話

                       2018年に入りトライアスロンから自転車競技に転向。LinkTOHOKU所属(E1)。THOMPSONサポートライダー。                     ヒルクライムを主戦場に今年からロードレースにもチャレンジしてみたりしてます。

第3回ツール・ド・かつらお

 

 

14日はツール・ド・かつらおに参加してきました。

 

かつらおは初出場。

1週間程前に参加者が集まってないのでチーム戦は無料参加で,しかもチームで優勝吸えば賞金10万円ということで急遽リンクチームで参加。メンバーは草野さん,まちゃさん自分の3名。

  

レンタカーも急遽予約して当日移動することに。

かつらおは米沢から下道で2時間位なので移動も楽。

 

当日は2時くらいに目が覚めてしまって,2時間睡眠の寝不足状態で当日4時出発。

6時半には到着して、コース後半の登坂区間のもりもりランド周辺を車で試走。監督から聞いてはいたけどこれはきつそうだ。

 

受け付け、開会式も終え雨も降ってきてタートまで1時間半近くあるので,時間潰そうと思ったら車内でまさかの寝落ち。

草野さんに起こされたのがスタート5分前くらいで、そこから5分で着替えとかの準備済ませてギリギリセーフ。で、一瞬で気持ち入れ直して寝起き5分でレーススタート笑(全然笑えない)

 

 

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本日の仕様。

 

スタートラインまで行って気づいたが,ラテックスのチューブラーなのに空気入れるの忘れてた。押してみて,多分6気圧ちょいくらい。ウエットなのでちょうど良かったのかも...

 

 

28kmを3周するうち,1周目はみんなのコース試走も兼ねてということなのでまったりペースで。にしてはちょっと早い。前半は集団後方でまったりサイクリング。アップがてら1回目の登りは先頭に立ちちょうどいいくらいでペーシング。

f:id:shunsuke_bike1227:20181017091726j:plainただ,下りが経験したことないほどテクニカル。雨が降ってウエットなのに加え,道幅も狭く,度々現れるグレーチングや落ち葉で難しい。

1周目の下りからエカーズの宇賀選手がガンガン攻めて一人で行ってしまう。下りのテクニックは頭一つ抜けていたなぁ。

ただそのあとは平坦だったので、待っていた宇賀選手を回収。2周目に。

 

 

2周目も激しい動きはないものの、単独で抜け出すような動きが度々。自分は先頭付近で動いていたが、後半の長い登り以外もアップダウンの激しいコースで,登りで踏めば追いつけるので単独の動きには特に反応せずにまったり。マークしていたのはエカーズの宇賀選手とイナーメの岡選手だけ。

岡選手は自分も走った石川ロードでも逃げ優勝を決めているし、今年のニセコでも優勝、J proでも一桁順位に食い込むレベル。宇賀選手と一緒に走るのは初めてだが先日の南魚沼プレーオフのエカーズ独占表彰台の2位だし,1周目の走りを見れば強いのは歴然。

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 集団のまま2周目後半の長い登りへ。

 

まちゃさんから、チーム戦は草野さんが脱落したのでここから個人順位目指していこうとのことで、頭切り替え。

 後半の登りは3km7.5%で10分程度。集団の人数も多いのでこの辺で動いてみようかと。今の身体だと多分10分は持たないので登り入って4分くらいから踏んでみる事に。

集団は特に動くこともなく進んでいく。

自分で決めた4分を過ぎたのでここからスルっと抜け出す。パワーメーターのラップを切って2分400w。岡選手が反応し、そこに宇賀選手が続くが付ききれないようなので気にせず淡々と踏む。そのまま追走の2人との距離はじわじわ離れて登りのピークに。この時点ではカーブが多く追走は全く見えなくなった。単独下りへ。ラップ切ってから6:13-356w。

 

下りは前に人がいるより1人の方が楽なので安全に攻める。でもやっぱり焦りがあり大きな左カーブで滑り落車。そこまでスピードも出てなく、吹っ飛んでもいないのでそのまま乗車しチェーンをかけ直しながらリスタート。左に倒れたのでバイクはほとんどダメージないけど、擦過傷と左の肩が痛い。打撲というよりなんか中の方が痛いので折れてるかな~とか思って触ってみるが、特に動いたり飛び出たりしてないのであまり気のせずいく。

下りを終え平坦に入ったところで岡選手、宇賀選手、三田村選手に拾われて逃げ集団形成。集団との差は20秒あるのでみんなで積極的に回して逃げる事に。

 

緩い登りが始まるくらいまで全力でローテするが,コース中盤の緩い登り区間でブリッジかけてきた数名が合流。その後はペースが緩んで5,6名程度の集団が合流。

 

中盤区間の登りが終わり,下に入るところでまちゃさんがアタック。

誰も反応しないがまちゃさんの逃げは強いし,時間が続くのも分かっているので任せる。集団は背中は見えるが捕まえられないまま最後の登坂区間に。

 

登りに入って数分で集団がまちゃさんを捕まえる。本来ならここでカウンターアタックかますべきなのだが全く脚がない。2週目の登りと逃げでかなり消耗してしまった。

ここで動いたのはやはり宇賀選手。宇賀選手がペースアップし岡選手他数人が続く。

自分もギリギリのところで食らいつくがそろそろ限界。宇賀選手が1人で少し抜け出したところに学法石川ジャージの選手が付き,その2人が行ってしまう。

 

自分と岡選手,まちゃさん,半さん,畠山選手で追うが縮められないまま登りのピークへ。

この時点まででまちゃさんの引きが強く自分は一瞬遅れて下りに入ってしまう。

 

下りは2週目の落車のせいでビビってしまい半さんにもパスされ,6名の集団から1人遅れる形でラスト3kmほどの平坦区間に入る。

必死で追ってラスト1.5km地点でやっと追いつく。残り1kmくらいで学法石川の選手が一気に抜け出し,そこに数名が続いたので自分も太腿が攣りまくりながらなんとか食らいつき,最後は失速した岡選手を抜く形で集団の5番手でゴール。 

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 優勝は宇賀選手。最後の平坦区間に2人で入ったはずの学法石川の選手置き去って独走したらしい。強すぎだ。。

 

ゴールしてから知ったが,チーム戦でエントリーしてる個人には個人賞は出ないらしい。せっかく振り絞ってなんとか6位入ったのに...

まあ無料で出させていただいたし,レース自体もかなり充実していたので十分満足。

 

傷口洗って,無料のカレー食べたところで速攻出発。

ジーパンだけじゃなくて,スエットみたいの持ってくるべきだった。

あと,擦過傷対策のハイドロパッドとかも常備しておかないとなぁ。

 

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途中ツルハに寄って,ハイドロパッドとか色々買って帰宅。

 

 

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こうしておけば張替えもいらないし1週間もすれば綺麗に治る

 

あ,翌日レントゲンとったら鎖骨は折れてなかった。折れてたらもっと痛いのかと思うと恐ろしい。

 

 

そんなこんなで,レースもそれ以外も経験がぎっしり詰まった1日だった。乗鞍,裏磐梯終わってモチベーションもどん底だったけど,案外走れてめっちゃ楽しかったし,いい刺激になったと思う。今年はもうレース予定はないけど,年末は色々忙しくなると思うし,雪が降るまえにグループライドでロングライドでもしておきたいな〜。

 

ということでブログ初投稿でした。